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zoom RSS 現実を直視して行動する by Yakko

<<   作成日時 : 2016/11/23 22:19   >>

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この地球の上で(現実を直視して行動する)

Yakko


 お気に入りの黒の礼服が着られなくなって買い替えたのは何年前のことだろうか。

 私の町会の班は、ご高齢の方が多くて葬儀に出る機会が多いのだ。確実に体重が増えていることがわかるので、おそろしくて体重計に載らないでいた。つまり、見たくないものを見ようとしないようにしていた。それが、町会の健康づくり推進委員になって、委員が健康診断を受けないのはマズイと、8月に受けてきた。

 久しぶりに示された体重とBMI値(体重÷身長÷身長)を目の前に置かれ、測るだけダイエットの用紙を渡されて観念した。以来、毎朝体重計に載り、グラフを書きつけている。数字の上下はあるものの、不思議なことに全体として右下がりのグラフが書き込まれていく。食べる時にグラフが目に浮かび、ちょっと量を控えようと自制が働くからだ。夕食時の炭水化物を控えるといいとわかってきた。昼間は脳が糖を使い、寝ている間は脳が休み内臓が脂質を使って働いているらしいので、理にかなっているかも。

 もともとご飯類が大好きで、若い時はお餅を5個食べた、6個食べたと自慢していたし、しょっぱい鮭や干だらをおかずに、おかわりしていた。我慢しすぎるのは良くないので、時たまは朝かお昼に、おかわりすることを自分に許している。このままグラフが右下がりを続けると、またお気に入りの黒のワンピースを着ることができるかもと楽しみにしている、でも、いつまでたってもおなか周りが小さくなった気がしない。(体の他の部分の脂肪から落ちていって、おなかの脂肪が落ちるのは最後らしい。トホホホ)

 現実をおそれず直視して解決のために行動すること。
こと、私の体重だったら私ひとりの問題だが、リニアや原発となると私だけではなく子どもや孫の世代にまで問題を引き継がせてしまう。

 11月1日、2027年品川―名古屋間の開通をめざして大鹿村でリニア中央新幹線南アルプス工区の起工式が行われた。そもそも時速500キロで移動する必要があるかどうか疑問だけれど、それ以上に南アルプスに穴をあけることの危険性を十分直視しているのだろうか。

 地震活動期に入っていると言われている日本列島で、東海地震などの地震が起きた時、断層がたくさんある南アルプスは大丈夫だろうか。運転手のいないリニアで、乗客1000人は5つしかない脱出口から坂道を何キロも歩いて逃げなくてはいけないらしい。水ガメといわれている南アルプスの水脈をトンネルが断ち切ることで、人々の暮らしや生態系に影響が出るだろう。大井川では最大毎秒2トン(毎分だと120トン!)の水が失われるといわれている。東京ドーム46杯分といわれるトンネル掘削で出る残土を運び出すために、大鹿村では一日最大1700台のトラックが行き交う。静かな山あいの村の暮らしは壊され、その残土の置き場も決まっていない。11月11日には、国が財政投融資でリニアのためにJR東海に3兆円が貸し出す法律ができた。人口減少が進むこの国で、採算がとれるのだろうか。私たちの税金は果たして返してもらえるのだろうか。電磁波の健康への影響は大丈夫だろうか。

 一度できあがってしまえば、けして元には戻せないのは原発も同じだ。福島第一原発では、いまだ溶け落ちた燃料を回収できずに、放射能の汚染水が垂れ流されている。放射能が子や孫の代に引き継がれていくばかりではなく、コスト(除染費用、賠償費用、廃炉費用)も引き継がれていく。NHKスペシャル廃炉取材班の試算によると、13,3兆円のコストの7割が原発を持っている電力会社(つまり沖縄電力以外のすべて)の電気料金への上乗せや税金として国民が負担させられるのだという。廃炉まで40年。しかし、その難しさが工程を遅らせ延長されていき、さらにコストが膨らむかもしれない。原発を容認してきた国民につけを負担してもらうという政府関係者の発言まであった。(詳しくはNHKオンデマンドで「廃炉への道2016調査報告 膨らむコスト〜誰がどう負担していくか〜」をご覧ください)

 リニアや原発も政府が進めるのは、経済成長戦略として海外に売りたいためらしい。経済成長はもういい。今あるものを分かち合って、みんなで心豊かに暮らす社会にシフトしていきたい。そのために、まず現実を直視して行動したい。

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