ボケと欺瞞 by 藤沢雄一郎
ボケと欺瞞
藤沢雄一郎
タイボケが覚めないのに、味噌仕込みやら醤油絞りやらで土日がない。ハウスが一棟大雪で潰れていたので修理も始めた。幸い近所で貰ったパイプなどがあったので材料はなんとかなりそうだ。麦踏や種まきなど、やることは一杯あるがやる気が出ない。何故だろう。やっぱりタイボケとしか思えない。つい最近まで雪が一杯あったし、いつもの冬とリズムがだいぶ違う。
「グローバリズムの終焉」も農文協から3月5日に無事発売された。これもいつもと違った冬の一つだろう。あまり売れないとは思うが、つい何百万部も売れて印税生活ができるんではないかという甘い夢をみてしまうのである。「おやおや」のことも載っているので是非買って読んでね。今、サインの練習もしているから、ご希望があればいつでも、すぐにでもサインしまあす。
新婚生活も一年が過ぎた。あっという間という感じもあるが、よくもったなあ、という気もする。お互い独り身で気ままにやってきたのに、突然パートナーができて一緒に生活することになったのだ。たぶん、毎日の食事や家事などで女性の方がストレスが大きいんじゃないか、とは思うがその辺はよくわからない。趣味が沢山あるから気分転換できているのかもしれない。私から見れば趣味に追われているようにも見えるが・・・。5月には絵の個展をやってくれる小田原の友人がいるというので、忙しくしている。そんなに一挙に画けるものなのか? 聞いてみたらやはり簡単にはいかないようだ。その時は今まで書き溜めたもので補充するらしい。まあ、私の本も同じようなもので、今まで書いてきたものをまとめた感じである。
タイボケはわれら夫婦であるが、この国はどうもアメリカボケではなかろうか。戦後はアメリカの核とドルとオイルに守られて経済だけ考えてくれば良かったが、そのドルも怪しくなってきたし、石油も産出ピークは超えて値上がり傾向は続くだろう。
政治的にも東京裁判・GHQ憲法・日米安保が戦後の基盤であった。その基盤もいまや揺らぎ始めている。アメリカの占領は6年8ヶ月に及び、太平洋戦争の4年よりずっと長い。間接統治ではあったが各省庁はGHQの犬となることで権力を増した。
占領期間中でも良識的な少数の知識人が、アメリカから与えられた「自由とか民主主義」に疑問を投げかけていた。しかし、大方のマスコミや知識人は教科書の墨塗りのように、その与えられた「自由と民主主義」に乗り換えていた。東京裁判は確かに勝者のお裁きであった。アメリカの原爆投下も裁かれなかった。しかし、クーデターである明治維新と明治憲法による戦前の体制が300万人もの戦死者を出した敗戦に行き着いたことは裁かれなかった。東京裁判を批判する右翼もその恩恵を受けていたのだ。本来は日本人自身が東京裁判を引き継ぐ形でもいいから、戦前の体制を裁き新たな国の基本法を作ってこそ「自由と民主主義」が得られるはずだった。 結局、戦後から現在までボケと欺瞞でやってきたのがこの国なのだ。団塊の世代前後はそれでもいいかもしれないが、若い世代はそのツケだけを払わされようとしている。
藤沢雄一郎
タイボケが覚めないのに、味噌仕込みやら醤油絞りやらで土日がない。ハウスが一棟大雪で潰れていたので修理も始めた。幸い近所で貰ったパイプなどがあったので材料はなんとかなりそうだ。麦踏や種まきなど、やることは一杯あるがやる気が出ない。何故だろう。やっぱりタイボケとしか思えない。つい最近まで雪が一杯あったし、いつもの冬とリズムがだいぶ違う。
「グローバリズムの終焉」も農文協から3月5日に無事発売された。これもいつもと違った冬の一つだろう。あまり売れないとは思うが、つい何百万部も売れて印税生活ができるんではないかという甘い夢をみてしまうのである。「おやおや」のことも載っているので是非買って読んでね。今、サインの練習もしているから、ご希望があればいつでも、すぐにでもサインしまあす。
新婚生活も一年が過ぎた。あっという間という感じもあるが、よくもったなあ、という気もする。お互い独り身で気ままにやってきたのに、突然パートナーができて一緒に生活することになったのだ。たぶん、毎日の食事や家事などで女性の方がストレスが大きいんじゃないか、とは思うがその辺はよくわからない。趣味が沢山あるから気分転換できているのかもしれない。私から見れば趣味に追われているようにも見えるが・・・。5月には絵の個展をやってくれる小田原の友人がいるというので、忙しくしている。そんなに一挙に画けるものなのか? 聞いてみたらやはり簡単にはいかないようだ。その時は今まで書き溜めたもので補充するらしい。まあ、私の本も同じようなもので、今まで書いてきたものをまとめた感じである。
タイボケはわれら夫婦であるが、この国はどうもアメリカボケではなかろうか。戦後はアメリカの核とドルとオイルに守られて経済だけ考えてくれば良かったが、そのドルも怪しくなってきたし、石油も産出ピークは超えて値上がり傾向は続くだろう。
政治的にも東京裁判・GHQ憲法・日米安保が戦後の基盤であった。その基盤もいまや揺らぎ始めている。アメリカの占領は6年8ヶ月に及び、太平洋戦争の4年よりずっと長い。間接統治ではあったが各省庁はGHQの犬となることで権力を増した。
占領期間中でも良識的な少数の知識人が、アメリカから与えられた「自由とか民主主義」に疑問を投げかけていた。しかし、大方のマスコミや知識人は教科書の墨塗りのように、その与えられた「自由と民主主義」に乗り換えていた。東京裁判は確かに勝者のお裁きであった。アメリカの原爆投下も裁かれなかった。しかし、クーデターである明治維新と明治憲法による戦前の体制が300万人もの戦死者を出した敗戦に行き着いたことは裁かれなかった。東京裁判を批判する右翼もその恩恵を受けていたのだ。本来は日本人自身が東京裁判を引き継ぐ形でもいいから、戦前の体制を裁き新たな国の基本法を作ってこそ「自由と民主主義」が得られるはずだった。 結局、戦後から現在までボケと欺瞞でやってきたのがこの国なのだ。団塊の世代前後はそれでもいいかもしれないが、若い世代はそのツケだけを払わされようとしている。
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