(災害列島) by Yakko
この地球の上で(災害列島)
Yakko
台風21号の強風で、関西では屋根が飛び(実際私の友人の実家の屋根がすっぽり飛び、ブルーシートを持って慌てて駆け付けたらしい)、車が大破した、というニュースを見たばかりのその3日後、北海道で震度7の地震が起きた。もうこうなると、「災害列島」と呼ぶしかない。
泊原発は、外部電源が断たれたが、幸い非常用電源が動いてことなきを得た。運転停止中でも、原発内には使用済み核燃料がプールに保管されていて、電気を使って冷やし続けなければいけないからだ。今回、北海道全域が停電するという事態に陥ったのは、道内の半分の電気をまかなう苫東厚真火力発電所が停止したために、需給のバランスが崩れて周波数が乱れ、ほかの発電所が連鎖的に停止したということだ。大規模なものに依存するシステムから、小規模分散型のものに移行すべきだという教訓になってほしい。
ニュースを見ると、開いている店に水、食料、懐中電灯、乾電池を求めて、長蛇の列ができていた。災害が発生した後では、これらがすぐになくなることは、3.11直後に石巻にボランティアに入る友人たちのために準備をした時に身に沁みている。ボランティアに入る人は、自前でテント、寝袋、水、食料、電池などを用意していくのが常識なので、彼らのために店を回って買い集めようとしたが、量販店の棚はどこも空っぽ。価格が少し高めのコンビニには、まだ少しあったので、おやおやの野菜ジュースやレトルトと合わせ、何とか送り出したということがあった。何ごともない平時の時に、水、保存食、電池などの準備を、どうぞ怠りなく!
停電になると、テレビ、電話、パソコンが使えなくなる。どうなっているか状況がわからないのは不安だから、情報源は必要だ。ラジオ、スマホが頼りになるだろう。私自身はスマホを持っていないけれど、今回娘たちのために、2000円のソーラー充電器を買った。ネットで買った安い充電器が使えなかったという友人もいるので、お天気のいい日に、よく日に当てたらどうやら使えそうなので、やれやれだ。松本の非電化工房みよしやさんは、スマホ10台に充電できる独立型のソーラーパネル、バッテリー、充電コントローラー、のセットを自作して売っている。2万9160円(もっと発電量が多くてノートPCも使えるタイプもある) 生物は多様性があったほうが、生き残れる。何があってもおかしくないこの時代、エネルギーも電力会社の電気だけに頼らないで、多様性を持たせたほうがいい。独立型ソーラー発電、ガス、灯油、薪、炭・・・・
地震や台風などの体感できる災害は、行動が起こしやすい。目に見えずに臭いもない放射能が襲ってくる原子力災害はどうだろう。災害時には特有のバリアがはりやすいという。第1のバリアは「大丈夫という思い込み(正常性バイアス)」異常事態であるにも関わらず、大丈夫、何でもないというバイアスをかけて心を安定させようとする。第二のバリアは「まわりが正しいという思い込み(集団同調性バイアス)」自分の判断力を失っているので周りに合わせてしまい、周りが逃げ出さないと自分も逃げ出せない。第3のバリアは、「パニックになるという思い込み(過大評価バイアス)」パニックを恐れて危険をちゃんと伝えない。危機管理者がかかりやすい。では、どうすればいいか。人々が、大丈夫だという思い込みにかかっていて動けないときは、誰かが率先して逃げ出せば、周りも心のバイアスがはずれだす。被ばくしないためには、空振りを恐れずに「とっとと逃げる」勇気が必要だそうだ。
ヘルメットはお持ちだろうか。避難の時に頭を守るヘルメット。うちにはバイク用のが一つ、災害用のが一つ。三人家族なので、もう一つはどうしようと思っていたら、NHK・あさイチで、こんなことを教わった。洗面器にタオルを敷いて頭にかぶり、風呂敷でしばる。ちょっと笑ってしまえる姿だが、洗面器もタオルも避難所で役に立つ。ヘルメットにはヘッドライトをガムテープで固定しておく。笛もセットしておくとなお良い。いつ何時、何が起きるかわからない日本列島に住む私たちは、備えだけは十分すぎるくらいにしておこう。
しかし、こんな中でオリンピックが開けるのだろうか。選手村が、被災者の仮設住宅より立派というのは、なんだかおかしい。避難所についても、国際赤十字・スフィア基準には、最低基準として一人当たり3,3平方メートル(2畳分)の広さで覆いのある空間を確保、トイレは20人につき1つ以上などと定められている。国はちゃんと、守ってよね!オスプレイなどを買うお金を、こっちに使えばいいんだから。
Yakko
台風21号の強風で、関西では屋根が飛び(実際私の友人の実家の屋根がすっぽり飛び、ブルーシートを持って慌てて駆け付けたらしい)、車が大破した、というニュースを見たばかりのその3日後、北海道で震度7の地震が起きた。もうこうなると、「災害列島」と呼ぶしかない。
泊原発は、外部電源が断たれたが、幸い非常用電源が動いてことなきを得た。運転停止中でも、原発内には使用済み核燃料がプールに保管されていて、電気を使って冷やし続けなければいけないからだ。今回、北海道全域が停電するという事態に陥ったのは、道内の半分の電気をまかなう苫東厚真火力発電所が停止したために、需給のバランスが崩れて周波数が乱れ、ほかの発電所が連鎖的に停止したということだ。大規模なものに依存するシステムから、小規模分散型のものに移行すべきだという教訓になってほしい。
ニュースを見ると、開いている店に水、食料、懐中電灯、乾電池を求めて、長蛇の列ができていた。災害が発生した後では、これらがすぐになくなることは、3.11直後に石巻にボランティアに入る友人たちのために準備をした時に身に沁みている。ボランティアに入る人は、自前でテント、寝袋、水、食料、電池などを用意していくのが常識なので、彼らのために店を回って買い集めようとしたが、量販店の棚はどこも空っぽ。価格が少し高めのコンビニには、まだ少しあったので、おやおやの野菜ジュースやレトルトと合わせ、何とか送り出したということがあった。何ごともない平時の時に、水、保存食、電池などの準備を、どうぞ怠りなく!
停電になると、テレビ、電話、パソコンが使えなくなる。どうなっているか状況がわからないのは不安だから、情報源は必要だ。ラジオ、スマホが頼りになるだろう。私自身はスマホを持っていないけれど、今回娘たちのために、2000円のソーラー充電器を買った。ネットで買った安い充電器が使えなかったという友人もいるので、お天気のいい日に、よく日に当てたらどうやら使えそうなので、やれやれだ。松本の非電化工房みよしやさんは、スマホ10台に充電できる独立型のソーラーパネル、バッテリー、充電コントローラー、のセットを自作して売っている。2万9160円(もっと発電量が多くてノートPCも使えるタイプもある) 生物は多様性があったほうが、生き残れる。何があってもおかしくないこの時代、エネルギーも電力会社の電気だけに頼らないで、多様性を持たせたほうがいい。独立型ソーラー発電、ガス、灯油、薪、炭・・・・
地震や台風などの体感できる災害は、行動が起こしやすい。目に見えずに臭いもない放射能が襲ってくる原子力災害はどうだろう。災害時には特有のバリアがはりやすいという。第1のバリアは「大丈夫という思い込み(正常性バイアス)」異常事態であるにも関わらず、大丈夫、何でもないというバイアスをかけて心を安定させようとする。第二のバリアは「まわりが正しいという思い込み(集団同調性バイアス)」自分の判断力を失っているので周りに合わせてしまい、周りが逃げ出さないと自分も逃げ出せない。第3のバリアは、「パニックになるという思い込み(過大評価バイアス)」パニックを恐れて危険をちゃんと伝えない。危機管理者がかかりやすい。では、どうすればいいか。人々が、大丈夫だという思い込みにかかっていて動けないときは、誰かが率先して逃げ出せば、周りも心のバイアスがはずれだす。被ばくしないためには、空振りを恐れずに「とっとと逃げる」勇気が必要だそうだ。
ヘルメットはお持ちだろうか。避難の時に頭を守るヘルメット。うちにはバイク用のが一つ、災害用のが一つ。三人家族なので、もう一つはどうしようと思っていたら、NHK・あさイチで、こんなことを教わった。洗面器にタオルを敷いて頭にかぶり、風呂敷でしばる。ちょっと笑ってしまえる姿だが、洗面器もタオルも避難所で役に立つ。ヘルメットにはヘッドライトをガムテープで固定しておく。笛もセットしておくとなお良い。いつ何時、何が起きるかわからない日本列島に住む私たちは、備えだけは十分すぎるくらいにしておこう。
しかし、こんな中でオリンピックが開けるのだろうか。選手村が、被災者の仮設住宅より立派というのは、なんだかおかしい。避難所についても、国際赤十字・スフィア基準には、最低基準として一人当たり3,3平方メートル(2畳分)の広さで覆いのある空間を確保、トイレは20人につき1つ以上などと定められている。国はちゃんと、守ってよね!オスプレイなどを買うお金を、こっちに使えばいいんだから。
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